EIWA Dynamic Solution
1
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2
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3
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5
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Project 2
下関市奥山工場
ごみ焼却施設解体工事
西村 学
平成26年入社
建設事業部工事長
新しい現場に挑戦し続ける
エイワ産業が手掛けるのは、金属スクラップを総合的に再資源化する「トータルリサイクル」。
そのひとつが建造物の解体・撤去を行う建設事業部である。
街の景観を生まれ変わらせるとともに、寿命を迎えた建築物の解体を行うことで 金属の循環に取り組んでいきたいという考えから立ち上がった事業だ。
今回紹介するのは、高さ100mもの煙突を持つ下関市奥山工場ごみ焼却施設の解体事例。
その過程には、巨大な建造物ということだけでなく、ごみ処理施設ならではの課題もあった。
現場管理の責任者を務めた男に話を聞いた。
ダイオキシンが懸念される
ごみ焼却施設の解体
奥山工場ごみ焼却施設の解体工事について教えてください。
今回解体したのは、高さ100mの煙突を持つごみ工場です。 2017年の1月から2018年の1月までの1年1ヶ月間、下関に住み込みで解体作業を行いました。私の担当は、現場管理の責任者です。現場作業員の安全管理に加え、工期内に終わらせるためのスケジュール確認・調整を行いました。 建造物の解体はほとんどが3、4ヶ月で完了するものなので、私自身今回のような長期プロジェクトに携わるのは初めてでしたし、全国的に見ても大規模な工事の部類に入ります。工期が長かった背景には、巨大な建造物であったことはもちろんですが、ごみ焼却施設だったというところも大きいですね。
ごみ焼却施設解体ならではの特殊な点とは?
ごみを燃やすと、人体に有害な物質とされるダイオキシンが発生します。つまり、ごみ焼却施設には大量のダイオキシンが付着しているんです。解体時の作業員の安全や周辺環境を配慮して、2001年5月に厚生労働省によって「廃棄物焼却施設解体作業マニュアル」が策定されました。それにより、ごみ焼却施設はダイオキシンを洗い流してからの解体が義務付けられるようになったんです。洗い流す作業は除染会社の担当だったのですが、マニュアルの策定によって様々な手続きが求められ、対応に追われました。当初許可申請にかかる時間が読めなかったこともあり,工期がずれてしまうタイミングもありましたが、人手を増やしたり重機を増やすなどの対策を早々に打つことで最終的な工期には間に合わせることができました。工期がスケジュール通り進んでいるかのチェックと、そうでない場合の対応をどうするべきかというのは常時頭にありました。今回の経験は必ず次に活きると思います。
高さ100mの煙突撤去
「常に危険と隣り合わせ」
という緊張感の中で
巨大な100mの煙突を解体するうえで、最も大変だったところは?
煙突の解体では、足場を組むのが一番大変でした。なにせ高さが100mです。足場を組む段階では大きなクレーンは到着していませんでした。そのため、40mのクレーンでできるところまで組み立てた後、残りの60mは人の手のみで組み立てなければなりません。上に上がるほど風が強くなる点でも、気を抜くと危険な現場だったので、作業員の安全管理には特に気を遣いました。何か物を落とすだけでも、地上100mの高さからだと大事故につながります。常に「事故が起こって当たり前の状況だ」という緊張感を持ちながら、現場管理の責任者として作業員への声掛けも徹底しました。結果事故が無く解体を完了できた点でも、現場管理責任者としての任務を果たせたと感じているところです。
個人としてもよりスキルを高め、
より求められるエイワに
奥山工場ごみ焼却施設解体工事での経験は現在どのように活きていますか?
ごみ焼却施設の解体も、100mの煙突の解体も、なかなか経験できるものではありません。私にとって初めてのことが多かったので、非常に勉強になりました。どこの解体現場でもやることは基本的に一緒なんです。しかし、それぞれの現場で求められるレベルには差があります。その点では、この解体に求められたレベルは高く、全ての現場で活かせる知識や経験を得ることができました。
エイワ産業は事業拡大に向けて動いていますが、西村さんの今後の展望は?
どんどん解体の経験を積むことがマストです。そして、より高いスキルを身につけたいですね。エイワ産業としては建築を手掛けることも視野に入れており、これからより広く深い知識が求められると考えています。東京の解体現場に携わると、九州よりも高いレベルが求められていると肌で感じることもあります。私たちが担っているのは公共事業です。私たちのミスは依頼主や地域の方のご迷惑にもつながりかねません。より求められるエイワになるために、個人としてもレベルの高い現場の経験値を積みたいですね。
Project 1
社員の持つ「人間力」
Project 2
下関市奥山工場
ごみ償却施設解体工事
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